レッツゴーボウリング by 桑田佳祐&Pin Boys

にわかに盛り上がっている桑田さんのボウリング熱から生まれた曲。サザン名義でないところにプライベートっぽさが出てる。

桑田さん冠の全国規模で開催されるボウリング大会KUWATA CUP公式ソング。というだけでなく日本ボウリング競技公式ソングになったというからボウリング競技のPR効果は絶大だろう。

曲はセカンドラインビートですちょっとファンキーな感じ。

歌詞は全編ボウリング愛に溢れているというか、ボウリングとボウリング場、またそのスタッフとの出会いへ誘う内容。サビでは往年の名ボウラーの名前がズラリと並ぶ。

聞いていると久し振りにボウリングしに行ってみるか?という気になってくる。

シンプルな構成の曲だけど、ボウリング場でも特別仕様のCDを売るというマーケティング戦略も功を奏してか、オリコン週間チャートで初登場1位を獲得!ソロアーティスト史上最年長での1位、30代から4年代に渡る1位獲得も史上初だそう。

Happy X’mas/Eric Clapton

久しぶりにいいクリスマスアルバムに出会った。クラプトンのクリスマスアルバムってどんな風になるんだろう?って思ったけど、慣れ親しんだスタンダードソングもあれば、オリジナル曲っぽいのもある。

ブルース、リズム&ブルース、ヒップホップ、バラード、渋いロックなど、クラプトンらしいルーツミュージックが並ぶ。

ギターもボーカルも、肩ひじ張らず楽しんで演奏している様子がよく伝わってきて、こちらもリラックスできて、何度も聴きたくなる。

毎年きっとこのシーズンに聴きたくなり、その度に新しい魅力の発見がありそうなアルバム。

弥蜜塌菜のしらべ/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

弥蜜塌菜のしらべ

2017年の夏、突然この曲をテレビCMで聴いた時には泣けた。

そのころは桑田さんのソロ活動が盛り上がっている最中だったし、突然サザンのメンバーが勢ぞろいしての映像はそれだけで感動。当然翌年のサザン40周年に向けた期待も高まった。

サザンが初めてテレビCMに出演したのが1979年だったか、三ツ矢サイダーのCMで「青い空の心~No Me, No More?」が使われていた。サザンのメンバーと手塚理美さんが出演していたのを今でも覚えている。

それ以来の三ツ矢サイダーということで当時の映像も交えた長尺CMもネットで観ることができてこれまた感動。

この曲自体はCM用に創られた短い曲だけど、どうしてどうして軽快で楽しいメロディ、桑田さんらしいウィットの効いた歌詞。十分楽しめる。フルバージョンを聴いてみたいくらい。

この曲は、「海のOh, Yeah!!」の初回限定盤のみに収録された。

 

以上をもって、4月に始まった「サザン40周年記念勝手に全曲レビュー」も完走することができました。またサザンや桑田さんの新しい作品が出たら、ここに感想を書いていきたいと思います。

北鎌倉の思い出/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

北鎌倉の思い出

 原坊のボーカル曲。また弦編曲:原由子という最近なにげに多いパターンでもある。

最初に「海のOh, Yeah!!」の収録曲が発表された時、このタイトルを見てなぜか「これは原坊かな?」と自然に思った。「鎌倉物語」からの連想だろうか?

何と表現していいのか、例えようもないちょっと不思議な曲調。だけどそれがこの曲の独特な魅力になっているようだ。

歌詞も鎌倉という地の歴史などを反映してか、時空を超えた世界観があって摩訶不思議。でもこの曲を理解するには鎌倉をまずはよく理解しないといけないようだ。

 

海のOh, Yeah!!/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

海のOh, Yeah!!

2018.08.01

サザン40周年イヤーとなる2018年に唯一発売されたアルバム。「海のYeah!」以来20年ぶりのプレミアム・アルバム。2018年リリースの新曲が3曲入っているのでここで取り上げる。

40周年だし、何かアルバムが出るだろうけどオリジナルアルバムはたぶん来年2019年か2020年。となるとやはり「海のYeah!」の続編か!?というのは予想がついた。タイトルは「海のYeah, Yeah!」かと思ったけどそれは浅はかだった・・・

と、ある程度は予想通りのリリースだったけど、予想以上に濃密な仕上がり。この20年、サザンもいろいろあったけど、積み重ねてきた年輪の深みがよくわかる。その意味では、夏のプレミアムアルバムといったイメージの「海のYeah!」とはタイトルは似てるけど全く違う意義がある。特にやっぱり「TSUNAMI」が1曲目にきてるのは・・・泣ける。

また、やはりこうなると「海のYeah!」と「海のOh, Yeah!!」を続けて聴いてみたくなるわけで、ipodにそういうプレイリストを作って繰り返し繰り返し聴いてみる。これがやっぱり素晴らしいのだけれど、反面、ここに入っていない曲も聴きたくなる。というわけでどんどんサザンの世界がまた広がっていく。

闘う戦士(もの)達へ愛を込めて/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

闘う戦士(もの)達へ愛を込めて

サザン40周年イヤーに最初に発表された曲。

リリース時にこのブログで感想を書いていたのでそちらを再掲します。

eboshi-rock.hatenablog.com