10. 今宵あなたと 正直、聴き始めた当初は「熱い胸さわぎ」の最後の3曲♪レゲエ〜♪いとしの〜♪今宵〜 はなかなか聴く気がしなかった。ただ年を経るにつれて、これらの曲の意味がわかってきて、しっかりとその後のサザンのベースになってるのがわかるようにな…

9. いとしのフィート 当時は正直、なんかよくわからない曲だなぁ、♪ラーメンラーメンとか♪お正月とか、歌詞は変だし、と感じていた。 これが、サザン／桑田佳祐の音楽的ルーツの一つであり、バンド名の「サザン」の由来ともなったサザンロックの雄「リトルフ…

8. レゲエに首ったけ サザン／桑田さんの曲にはレゲエのリズムを使ったものも多いけど、この曲がその始まり。 当時、70年代後半はボブ・マーリーをはじめ、レゲエが新しいビートとして注目されていて、桑田さんが敬愛するエリッククラプトンやボブディランが…

7． 女呼んでブギ これはまたインパクトの強い曲！タイトルも、♪女呼んでもんで抱いていい気持ち～ という歌詞も！ ♪勝手にシンドバッドに次ぐ、デビュー当時のサザンを代表する曲。この曲はデビュー前からレパートリーで、デビューのきっかけとなった「EAST…

6. 瞳の中にレインボウ B面の1曲目。曲調のベースはジャズなのか、何なのか、薄学な自分にはよくわからないが、このアルバムに一貫したポップな良さはここでも健在。また原坊のピアノで始まる曲が多いことに気付く。この曲も自分はライブでは聴いたことがな…

5. 茅ヶ崎に背を向けて 桑田さんが生まれて初めて作ったオリジナル曲と言われている。当時どういう状況だったのかわからないけど、もしかするとプロを目指して、故郷を後に、みたいな決意があったのかも。 フォークロック的なアレンジにエリッククラプトンか…

4．恋はお熱く おそらくは茅ヶ崎の浜辺で、あるいはそれを思い描いて創られたであろう、初期のバラードの名曲。♪一人で渚に立って寄せる波に吐息だけ って、この頃は歌詞にはこだわっていなかったというけど、この言葉だけでシーンが思い描ける素晴らしい歌…

3. 当たって砕けろ 軽快なポップソング。イントロのブラスの音はちょっとスティービーワンダーの“Sir Duke”のイントロみたいに聞こえなくもない。ジャズのようなスキャットがあったり、♪あんたこの頃嫁入りしたいそうではないかいな？なんて歌詞があったり、…

2. 別れ話は最後に 一転してボサノバ調のバラード。当時22歳にしてすでに♪勝手にシンドバッドとこの曲と、これほど広い音楽的なキャパシティを持っていたことに驚く。 ♪雨が降ってるのに空は晴れている まして今夜は雪が降る という歌詞を、当時は「矛盾だら…

祝！サザンオールスターズ40周年！ いろんな企画が展開されるのだろうけど、自分でも何かやりたいと思って、「勝手に全曲レビュー！」をやってみたい。発表年代順に。ということはまずこの曲から。 ※ちなみにすべて筆者の主観・実感・記憶・推測に基づくもの…