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A Moon Shaped Pool by RADIOHEAD

Radioheadのニューアルバムは忘れたころにやってきて僕を虜にする。

今回は2011年の“King Of Limbs”以来だそうな。そんなに経ってたのか。

決して前向きになれる類の音楽ではない。自分の中にある「絶望」だったり「心の闇」、ある種の「狂気」に気づかされたりする。でもそこがほかのバンドやミュージシャンでは聴くことができないもので、共感を覚える自分がいる。

2000年代に入ってからのRadioheadエレクトロニカに傾倒しているようだけれど、前作もそうだけど、無機質な中にすごくエモーショナルなものを感じる。

M1 Burn the Witch Radioheadらしい曲といってしまえばそれだけだけど、狂ったようなサウンド、不協和音?でもどこかキャッチーなノリがあって、これが彼らをメジャーな世界にとどめている大きな要素だろう。ライブで盛り上がりそう。

M2 Daydreaming 無機質なコンピューターサウンドとトーンを抑えたボーカル。でもピアノの音色が人間らしさをつなぎとめている。暗い。でも引き込まれる。

M5 Ful Stop イントロは昔のNui!を彷彿とさせる。Thom Yorkeのボーカルは歌というより楽器の一つのようにリズムを刻み天空を漂うようにメロディを奏で、魂を高揚させる。

 

M11 True Love Waits Thom Yorkeが書く曲の中にはこの世のものとは思えないほど美しい曲がいくつもあって、さっきは前向きになれる音楽ではないと書いたけど、これほど美しいものを聴くと世の中に希望を見出すことができる。これが彼らを信じられる理由になっているかも。


他にもM4やM9など「OKコンピュータ」などの頃に戻ったかと思うような人肌を感じるような曲もある。


Radioheadを知ったのは90年代後半、桑田さんが好きだと言ってたから。最近はめっきりコメントしなくなったけど、どうなんだろう?「結局よくわからない」とか言ってたかな?