Long Haired Lady /サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

19. Long Haired Lady 

一言でいうとAOR(adult oriented rock)。もっともこの言い方が流行ったのは80年前後で、この85年当時にはこういう言い方はしなかったような気もするけど。

こうしたバラード調の曲も、「メロディ」と言いこの曲と言い、それまでお得意だったロッカバラード調の盛り上がるタイプの曲ではなく、どこか淡々と進んで行く感じで、曲作りの幅を広げているのがよくわかる。

毛ガニのパーカッションがよく効いている。またストリングスのアレンジは、「涙のアベニュー」以来の八木正生さん。