太陽は罪な奴/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

太陽は罪な奴

1996.06.25 38枚目のシングル

前作「愛の言霊」からわずか1ヶ月でのシングルリリース。この曲は一度聴いてすぐに虜になった。キャッチーなメロディ、軽快なモータウンのリズム。古くは「いなせなロコモーション」や「C調言葉に御用心」から流れるこれぞポップの王道これぞサザンという曲。

考えてみると、92年の「シュラバ★ラ★バンバ」「涙のキッス」から93年の「エロティカセブン」「素敵なバーディ」95年の「マンピーのG★スポット」「あなただけを~Summer Heartbreak」と夏に合わせて2枚のシングル(しかも非常に対照的な組み合わせで)を同時リリースまたは1~2ケ月という近いタイミングでリリースしてくるパターンが続いているがこれは意識的なものだろう。

目新しさはないが安心して楽しめる曲で、ライブでも当たり前のようにノリノリに。96年の「ガールズ万座ビーチ」はもちろん、98年の20周年「渚園」ライブではオープニングで歌われたり、2013年35周年「灼熱のマンピー」2018年40周年「ちょっとエッチなラララのおじさん」と夏のライブでは必ずといっていいほど演奏されている。