からっぽのブルース/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

7年ぶりのアルバムの1曲目はなんとも重苦しい曲。この頃の桑田さんはニールヤングにハマっていたのだろうか?この曲はCSN&Y(クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)の影響を受けたもののようだが、CSN&Yというともっとアコースティックで爽やかかと思ったらすごくヘビー。

歌詞はすべて日本語で虚しさ、儚さ、「壊れて消えた夢」について歌う。五木寛之の小説「大河の一滴」からの引用もある。この無常観が当時の桑田さんの心境だったのかもしれない。