NUMBER WONDA GIRL~恋するワンダ~/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

NUMBER WONDA GIRL~恋するワンダ~

シングル「風の詩を聴かせてカップリング

このバンドの真骨頂が聴ける素晴らしい曲。斎藤誠(G)片山敦夫(Kb)角田俊介(B)小田原豊(D)今野多久郎(Percussion)山本拓夫(Sax)清水美恵、安奈陽子(Cho)というおなじみの編成。斎藤誠さんがいつだったか、「デレク&ドミノスの“Why Does Love Got To Be So Sad(恋は悲しきもの)”みたいなのを目指した」という話をしていたが、確かに共通するドライブ感・疾走感があるように思う。これぞバンドサウンド!なんという自由な演奏!こんな演奏ができたら気持ちいいだろうな!と感じさせる。サザンのファンとしては、この演奏がサザンだったらいいのに!と、ちょっとこの桑田さんソロのバンドに嫉妬してしまうほどの名演。

自分は参加していないが2011年の「宮城ライブ~明日へのマーチ!!~」で後半のスタートにこの曲が選ばれ、ここでも素晴らしい演奏で会場を盛り上げた。それ以降ライブでは演奏されていないが、また聴けることを楽しみに待とう。