銀河の星屑/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

07. 銀河の星屑

おそらくはこのアルバムでも1・2を争う人気曲。

最初に聴いた時はカントリーかと思ったが、桑田さんによると1980年代のデキシーズ・ミッドナイトランナーズ(カモン・アイリーン!)あたりのサウンドを狙ったとのこと。3曲目の「いいひと」あたりもそうだけど、桑田さんの中では80年代頃のニューウェーブというのか、ロックが多様化していった時代の刺激が結構効いているようだ。この頃から特に桑田さんのバンドの中で存在感を増す金原千恵子さんのバイオリンを強力にフィーチャーしている。

歌詞の世界観も独特で死後の世界を描いているようだけど、桑田さんらしいエロ・ナンセンスなところもあって楽しい。

ステージでもたびたび演奏されていて、後半の盛り上がりやアンコールでひたすら会場を盛り上げる。2011年「みんなで元気になろうぜの会」2012年「I Love You Now and Forever」2017年「Billboard Live Tokyo」「がらくた」など。