OSAKA LADY BLUES 〜大阪レディ・ブルース/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

10. OSAKA LADY BLUES 〜大阪レディ・ブルース

桑田さんがこうして関西(というか茅ヶ崎や横浜、東京以外)の曲を作るのは極めて異例。タイトルは上田正樹の「悲しい色やね(OSAKA BAY BLUES)」を意識してるのか?

ミディアムテンポのファンキーなサウンドに関西弁の歌詞が乗ってどこかユーモラスでヒューマン。これが桑田さんの大阪のイメージなのか?

3番のサビにだけ現れるうねるようなベースラインがなんとも言えず心地よい。

間奏ではプロ野球実況を模して巨人の「桑田」投手と阪神金本選手の対決を描いているが、ライブでは桑田さんの一人芝居でこれが再現された。また桑田さんの癌からの復帰後初ステージとなった宮城ライブ「明日へのマーチ」では「宮城レディ・ブルース」として演奏された。