天井桟敷の怪人/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

07. 天井桟敷の怪人

キューバ音楽(ルンバ?)みたいな楽し気な曲。桑田さんはセルフライナーの中で「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」と言っていたが、まさにそんな感じの親しみやすさと情緒がある。日本の昭和歌謡につながるところもある。個人的には一時ブエナビスタ・ソシアルクラブを一生懸命聴いていたこともあるので大好きな曲。

歌詞の世界観は寺山修司の演劇に影響を受けているようで、やや下品な感じの劇団が歌詞の舞台になっている。

ライブ「おいしい葡萄の旅」でも楽しく演奏されていたのが印象に残っている。