道/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

14. 道

個人的には「ジョンの魂」と呼んでいる。それほど赤裸々に心情をつづった曲だと思う。すべてがリアルではないかもしれないけど、この曲の主人公は「歌うたい」であるだけに自分自身をそこに投影してるのは間違いないのではないか?

演奏も超シンプルでそれだけに桑田さんの歌が鋭く心に突き刺さる。

ライブでは終盤の盛り上がり前で演奏された。ここではちょっと芝居がかっていてうらぶれた裏通りのようなセットが組まれ、座り込んでうなだれながら歌う桑田さん。そしてそれを横でなだめている関口ムクちゃん。ステージバックの映像もなく、オレンジ色の照明が当たっているだけで派手な演出はなし。

タイトルは同名のイタリア映画と関係があるのだろうか?