ライブレポート【ネタバレ注意!】サザンオールスターズLIVE TOUR 2019〝キミは見てくれが悪いんだからアホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!?ふざけるな!!2019.05.18-05.19福岡ヤフオクドーム(1)

福岡ヤフオクドーム公演に2日連続で参戦。席は1日目はスタンド左側前方。野球でいうと左翼ポール付近で、前ではあるがステージ真横に近く、ステージのスクリーン等は見えない。音もあまり良くなかった。2日目はアリーナBブロックの5列目、最前列から数えて25列目。やや左寄りだけどここは素晴らしい神席だった。桑田さんはじめメンバーみんながよく見えて、演出もよくわかるし、音響も良かった。

初日は開演前ウェーブが湧き起こってスタンドまで回ってきていた。

01. 東京VICTORY
02. 壮年JUMP
03. 希望の轍

ステージは全体に大きな白いジョーゼットで覆われていて、開演時はそれをスクリーンとして時計が回る映像が映し出され、1978(サザンがデビューした年)から1979 1980 1981と次々と数字が映し出されて年月の移り変わりをイメージさせる。2019で映像が決まると、今度はサザンのメンバーのシルエットが。会場大歓声!そして♫Oh oh oh〜という「東京VICTORY」のコーラスが!「時を駆けるよTime goes round」で桑田さん1人のシルエットに。そして、「それ行けGet the chance !」でジョーゼットがスーッと落ちて、ステージ上のみんなが姿を現わす!桑田さんはアコースティックギターを弾きながら!会場はいきなりの「東京VICTORY」という選曲とこのオープニング演出でいきなり興奮と熱狂は頂点に!

  Oh oh oh〜というコーラスも、Hey! Hey!で拳を突き上げながらのシャウトも、早くも会場一体となってすごい盛り上がり。“TOKIO the world is ONE!”のところはもちろん“FUKUOKA the world is ONE!”に!Hey! Hey!のパートはレコーディングバージョンより少し長かった。

1曲終わると「ありがとう!」と桑田さん。今回とにかく殆どの曲で、終わるごとに「ありがとう!」と言ってたのが印象的だった。

桑田さんのいでたちは赤いTシャツに白いジャージーのようなパンツ。靴はアディダス。髪型はリーゼントでバッチリ決めていた。

「壮年JUMP」は2番の歌詞を変えた40周年バージョン。「アイドル、アイドル(アイドル!)」というコーラスや「シャワッシュワ」というところの会場の反応などで、この曲がファンに人気があるのがよくわかる。

希望の轍が始まる前にはえぼし岩の空撮(ドローン)映像とともにブラスセクションによるちょっとした前振りがあった。この曲は新鮮さはないがライブで聴くといつも胸が締めつけられるような感動がある。2曲目もこの曲もエレクトリックギターを弾きながら歌う。この曲をギターを持って、というのはかなり珍しい?サビの後半Oh my, oh yeah!というところだったか、強烈なシャウトを聞かせていた。もちろん2番のサビ前のBaby Love!も。

短いMCのあと次のパートへ。

04. 闘う戦士達へ愛を込めて
05. SAUDAGE〜真冬の蜃気楼
06. 彩
07. 神の島遥か国
08. 青春番外地
09. 欲しくて欲しくてたまらない
10. Moonlight Lover
11. 赤い炎の女

12. 北鎌倉の思い出

3曲めまではメジャーな曲、新しい曲で、ガッツリ我々観衆の心を掴み、ここからは徐々に熱狂からリラックスへと落ち着かせていく。

「闘う戦士(もの)達へ愛を込めて」はほぼレコーディングバージョンと同じイメージ。ここまでは元気のいい曲で来て、次の「SAUDADE〜真冬の蜃気楼」でぐっと落ち着かせる。

ここからはシングルヒットやライブ定番曲は少なく、意外性のある曲が増えてくる。個人的には「彩〜Aja〜」が聴けたのが今回のライブの目玉の一つで、ここは食い入るように聴いた。広島では間奏のギターソロはエレクトリックだったと思うが、福岡ではオリジナルに近いイメージのアコースティックギターになってた。

神の島遥か国では三線の(実際はシンセサイザーか?)のインタールードがいかにも沖縄音楽というムードを高めていた。サビではいつものように大きく両手をウェーブさせるのが楽しい。

「青春番外地」も大好きな曲。ストーリー性のある歌詞に合わせて映画のような映像が曲のムードを盛り上げる。個人的に大好きな曲なのでこの曲を取り上げてくれたのが嬉しい。

「欲しくて欲しくてたまらない」は幅広い音程を行き来する激しいボーカルがたまらない。後半のジャズっぽいパートはオリジナルとかなり違ったアレンジになっていた。

「Moonlight lover」も人気曲で久しぶりの演奏。イントロが始まると大きくはないがさざめくような拍手が沸いていた。

だんだんと選曲が古くマニアックに。スパニッシュギターとフラメンコのような踊りがあってそのまま始まったのは「赤い炎の女」。ここでまた会場が弾ける。個人的には終盤の「シェキ!(Shake It! )」というブレイクが久しぶりでなんとも心地よかった!懐かしい!!

そして原坊の「北鎌倉の思い出」は原坊の透明感あふれる歌声と、桑田さんやタイガーの綺麗なハーモニーが印象的だった。

 

ここでいつものようにメンバー紹介。「絶倫チェリーボーイ」斎藤誠(g)、「顔面世界陸上Tiger(cho)、「親友でラッパー」小田原ODY(cho)、「ラッパーではない」と否定するODYに桑田さんが「ラッパーだろ?」と言いながらタッパーや菜っ葉、やカッパを持ち出して迫る、みたいなギャグを見せたあと、ODYとTigerの息のあったラップを聴かせるという楽しい一幕もあった。野村萬斎柴田恭兵のモノマネを見せた片山敦夫、ブラスはいつもの山本拓夫(sax)、福岡県飯塚市出身の吉田治(sax)、バツ4の菅坂雅彦ガチン(tp)。

サザンのメンバーは宮崎出身という事でジャイアンツの帽子をかぶって、子供の頃ジャイアンツのキャンプを見に行った思い出をホークスの本拠地ヤフオクドームでとうとうと語る松田弘。デビュー当時の福岡の屋台で元気をもらったという原坊。実はダンサーになりたいんだと初めて明かす関口ムクちゃん(後でわかるがこの話は伏線だった)。時間がないからとスルーされた毛ガニ(実はこれも伏線だった)。毛ガニ、原坊、ムクちゃんは最初それぞれにお面をつけて出てきた。毛ガニはSEKAI NO OWARIのピエロみたいな人、原坊は忍者ハットリ君、ムクちゃんはカールおじさん。あと、1人ずつ「ここで一句」もあってなかなか盛り沢山なメンバー紹介だった。

そしてメンバー紹介の間中ステージの片隅に謎の黒マントに仮面の男が。そしてメンバー紹介が終わると謎の笑い声を上げながら去っていった。謎だらけだけどこれも後でわかる伏線だった。

13. 古戦場で濡れん坊は昭和のヒーロー
14. ジャパネゲエ
15. 女神達への情歌

16. 慕情

ここからはさらにマニアックコーナー。

「古戦場で濡れん坊は昭和のヒーロー」は最近になって好きになった曲で、今聴くと凄く先進的な曲だとわかる。ザ・ポリスの影響か?「ジャパネゲエ」は発表当時からポリスの影響を感じさせていた。しかしこの辺はライブでは滅多にやらないし、よく知らないリスナーも多かったのでは?「女神達への情歌」はブルースっぽい曲調とビーチボーイズのようなコーラスの組み合わせが新鮮。広島で聴いた時より、後半のアレンジがど迫力で凄かった。今回のライブのヤマ場の一つ。

でもやっぱりこのコーナーの1番の感動は「慕情」。一音一音を丁寧に歌う桑田さんのボーカル、ピアノを中心としたシンプルな演奏、ステージ上からのシンプルな照明演出。あまりにも儚くてあまりにも美しい曲。今回最も印象に残った曲の一つというファンは多いのでは?1番が終わって2番が始まる間のつなぎがCDより少しだけ長くて、その間にさざめくように鳴る拍手が印象的だった。また曲の後半でスクリーンにはどことなく寂しく寄せては返す波打ち際の映像が流れていた。

17. 恋はスローにちょっとずつ(仮)
18. 行け!力道山
19. CRY 哀 CRY
20. HAIR
✳︎忘れられたBIG WAVEとムクちゃんハワイアンダンス

そして短いMC。このツアーの間に新曲をお客さんと一緒に育てていきたい、と紹介して「恋はスローにちょっとずつ(仮)。広島に続いて2度目3度目だったけど、曲が成長したのか、胸にズーンとしみるようなバラードになってた。覚えている歌詞は、「恋はスローにちょっとずつセピアに染まる」「I don’t cry もう泣かないさ 一人で生きるんだ」「君だけが夢に訪れる」「君だけが希望の光」恥ずかしながらちょっと涙が溢れた。もしシングルになったら、サザンとしては久しぶりのバラード。リリースが楽しみだ。

スクリーンにはモノクロのプロレスの映像が流れる。少しイントロがあっての「ゆけ!力道山。この曲もライブで聴くとカッコいい!特に後半のブラスのパートは汗が飛び散るほど狭いライブハウスで聴く熱気ムンムンのリズム&ブルース!間奏のギターソロは桑田さん。後半で「Let me hear you say yeah! (Yeah!)聴かせてくれyeah!(Yeah!)」みたいなコール&レスポンスあり。

「CRY哀CRY」は90年代半ばのRADIOHEADバリのハードなロックに乗せて、恋に焦がれる狂おしいほどの想いを万葉ことばで表現しているが、珍しく歌詞に日本語なのに現代語訳がついていた。迫力と、歌詞の情念みたいなものに圧倒される。

そしてそこから切れ目なく「HAIR」につながるがこのあたりがライブのひとつのクライマックスだったと言っていい。

ここで「ちょっと休憩」コーナー?「忘れられたBIG WAVE」がライブではなく音源で流れ、ムクちゃんが男性ダンサー2名とダンスを披露。一瞬意味がわかないが、スクリーンには「ムクちゃんはダンサーになる夢を叶えている最中です」みたいなスーパーが。メンバー紹介の時に「ダンサーになりたい」と夢を語っていたのでそのことを指している。広島の時には確かこのスーパーはなかったと思うし、ここでようやく会場の来場者は理解したのではないか?

そしてこのつなぎで再び黒いマントの仮面男が登場。高らかに笑い声を上げながら去って行った。観客唖然。初日には「誰〜?」という声が会場から上がり、ウケていた。

 

次回へ続く。

 

 

【セットリスト注意!】サザンオールスターズLIVE TOUR2019「キミは見てくれが悪いんだからアホ丸出しでマイクを握ってろ!だと⁉︎ふざけるな‼︎ 5/18・19 福岡ヤフオクドーム

01. 東京VICTORY
02. 壮年JUMP
03. 希望の轍
MC

04. 闘う戦士達へ愛を込めて
05. SAUDAGE〜真冬の蜃気楼
06. 彩
07. 神の島遥か国
08. 青春番外地
09. 欲しくて欲しくてたまらない
10. Moonlight Lover
11. 赤い炎の女

12. 北鎌倉の思い出
MC メンバー紹介

13. 古戦場で濡れん坊は昭和のヒーロー
14. ジャパネゲエ
15. 女神達への情歌

16. 慕情
MC

17. 恋はスローにちょっとずつ
18. 行け!力道山
19. CRY 哀 CRY
20. HAIR
✳︎忘れられたBIG WAVEとムクちゃんハワイアンダンス

21. 当たって砕けろ
22. 東京シャッフル
23. DJコービーの伝説
24. わすれじのレイドバック
25. 思い過ごしも恋のうち
26. はっぴいえんど
27. シュラバラバンバ〜恋の季節
28. マチルダベイビー
29. ミスブランニューデイ
30. イエローマン
31. マンピーのGスポット
アンコール
32. I AM YOUR SINGER
33. LOVE AFFAIR〜秘密のデート
34. 栄光の男
35. 勝手にシンドバッド
36. 旅姿六人衆

LIVE REPORT【ネタばれ注意!】サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!だと!?ふざけるな!!”広島(2)

ここでなぜか(最近こういうパターン多いけど)、ちょっと休憩的なコーナー。

忘れられたBIG WAVE」が流れ始めるがこれはライブではなくどうやらレコーディング音源が流れているだけ。そしてダンサー数名がハワイアンダンスを踊り始める。さらになぜかその中に関口ムクちゃん一人が混じり、ほかのメンバーは全員ステージから居なくなってしまった。ここは短い休憩コーナーなのか?結局1曲分踊っていたと思う。

でも確か、ここでまた例の「黒いスーツの怪人」がうろうろしていたような。この時点はさっぱりわからないけど、あとでこのしかけの意味がわかる。このあたりは2017年の「がらくた」ツアーを思い出す。

 

そして、この曲と踊りが終わると、サザンのデビューの頃の映像が流れて、曲はなんと「当たって砕けろ」!このライブは本当に「なんと!」という選曲の多いこと!

 

M21. 当たって砕けろ

M22. 東京シャッフル

M23. D.J.コービーの伝説

M24. わすれじのレイドバック

M25. 思い過ごしも恋のうち

一気に時計の針をガーッと巻き戻して1970年代〜80年代初めへ!「当たって砕けろ」なんていつぞやの年越しライブで聴いた気がするけど、ほとんどライブではやらない曲。でもこの前のパートまで重い雰囲気の曲が多かっただけに、一気にライブの雰囲気が明るく!個人的にはレアな曲としては同じデビューアルバムなら「恋はお熱く」が聴きたかったけど。

東京シャッフル」も発表当時1983年のライブと確か翌年のライブではやった記憶があるが、それ以来ではないか?「当たって砕けろ」で一気に明るくなって、そのままのムードでライブはノリノリに!

D.J.コービー」が始まる前は、小林克也さんが映像に出てきて「ベストヒットU.S.A.」さながらのD.J.ぶりを発揮!ここでこの曲とわからない自分もアホだけど、この曲のイントロが始まって狂喜乱舞!この曲も何年ぶり?というくらい久しぶり。少なくとも個人的には82年の「ふらちなサザンの青年社会学」ツアー以来か?♪Let's Play Some Music・・・・・という間奏のフレーズを声を張り上げて歌えるのがうれしいい!最後の♪会えないこの夜はLonely lonely night というフレーズまでしっかり歌っていた。

実はこのあたり、流れの記憶があまりないのだけれど、「わすれじのレイドバック」は今回「もしかして聴けるかも」と期待していた1曲。「夜遊び」でかかっていたので期待してしまった。1980年の曲で、僕がサザンを聴き始めたまさにちょうどその頃の曲だけど、シングルで発売されたのにさっぱりヒットしなかったし、決して有名な曲ではないけど、自分にとっては非常に重要な曲のひとつで隠れた名曲だとずっと思っていた。まさか40年近くたってここで聴けるとは、期待しつつも正直思っていなかったので、ここは落涙。最後の♪ラララ~というフレーズは両手を大きくウェーブさせながら、感動なのかリラックスなのか、よくわからないけどとにかく身をゆだねるのみ。25周年ライブのDVDで観たように、歌詞を少し変えて「Everything is alright now・・・」という部分を「ひとりひとりを抱きしめたいのさ」と変えて歌っていた。今回のライブで最も印象に残った曲のひとつ。また今後いつ聴けるかわからないので、それを考えるとまた涙が出そう。

そして、「思い過ごしも恋のうち」。イントロでは、シングルのジャケットみたいに、紙テープが舞う演出。でもほんのちょっとで、なんだかこのチープ感がデビュー当時を彷彿させるような(^-^; この曲は事前のリリースにもあったので驚きはしなかったけど、もし知らなかったならめちゃびっくりしただろうなぁ。

M26. はっぴいえんど

ここまで40年~35年くらい前の曲が続いたけど、ここでまた最新(といっても4年前だけど)の「葡萄」の中の人気曲。この曲も新たなライブ定番曲になりつつある。個人的に最近特に好きな曲で、ここも去年の40周年キックオフライブ「ちょっとエッチなラララのおじさん」2015年の「おいしい葡萄の旅」を思い出しながら、また大切な仲間のことを考えながら聴いていた。

M27. シュラバ★ラ★バンバ

M28. マチルダBABY

M29. ミス・ブランニュー・デイ Miss Brand-new Day

M30. イエローマン

M31. マンピーのG☆スポット

正直、このあたりはもうわけがわからないのだけれど、このあたりの曲順ははっきりと覚えている。

シュラバ★ラ★バンバ」!これもライブではあまり聴けない曲。最近では2008年の「大感謝祭」@日産スタジアム。これもビッグサプライズ!個人的には1992年の「歌う日本シリーズ」が忘れられない。これほどノレる曲もあまりないと思うんだけど、もっとライブでやってほしい!でもこの曲が聴けて幸せ!この曲でノレるのが超幸せ!

そして間髪いれず始まったのは「チルダBABY」!炎の演出もいつも通りで、アリーナ真ん中のこちらの席まで熱が伝わってくる。前回のツアー「おいしい葡萄の旅」でも演奏された超定番曲だけど、この曲も1983年「綺麗」収録なので、なんだかんだもう36 

経つんだなぁ。

続く「ミス・ブランニュー・デイ」!この2曲の連続はよくあるパターンで、もうサザンの必勝パターン。今回のライブは中盤めちゃレアな曲が多かっただけに、ここへきての定番曲はほっとすると同時にむしろ新鮮!ああサザンのライブだ!という感じ。会場の反応も、中盤はちょっと・・・・もあったけど、このあたりへくるともうお約束的なノリでいつもの大爆発。

イエローマン」もライブでめちゃはじける曲。このライブで時々出てきた「黒いスーツの怪人」がここでも出てきて、あれはこの曲のための前振りだったんだ!」とようやく気付く。この演出は2016年桑田さんソロライブの「ヨシ子さん」に通じる感じがある。この曲は2005年の「みんなが好きです」ツアー以来かな?1999年の発売当初は売れなかったけど、ライブでの盛り上がりはサザンの曲の中でも有数。堂々と主役をはれる曲だと思う。

そして、イントロの♪ドン ドン ドンというベースの音ですぐにわかる。出た!「マンピー!」このインパクトの強すぎる曲は昨年の「ちょっとエッチなラララのおじさん」では演奏されなかったので、それだけでもなんか懐かしい気がする。今回のマンピーヅラはまた秀逸!「マイクを握ってろ!」ツアーにちなんで、ヅラのてっぺんで手でマイクを握っている!これが男のイチモツを握っているように見えるから笑える。またその両脇には丸いタマが二つ。お察しください。

まだまだ名残惜しいのだけれど、ここでやっぱりアンコールへ。

でもそれほど間を置かずに全メンバー再登場!

encore 1. I AM YOUR SINGER

encore 2. 栄光の男

encore 3. LOVE AFFAIR~秘密のデート

encore 4. ロックンロールスーパーマン

encore 5. 旅姿六人衆

アンコール1曲めはまた泣ける!「I AM YOUR SINGER」はあの、無期限活動停止を発表して行われた2008年の「大感謝祭」のために作られたような曲。当時桑田さんは「解散は絶対にしない」と言ってたけど、自分はもうサザンが観られる・聴けるのはこれが最後だと思っていたので、すごく思い入れのあるライブ。それだけに、うれしいけど再び復活したサザンはもうこの曲を演奏することはないのではないかと思っていた。でもこの曲は当時のいろんな注釈を別にして素晴らしいポップソングだし、名曲だと最近改めて感じる。ここで聴けたのは超サプライズであり超感動。

栄光の男」は2013年の発表以来すべてのライブで演奏されている、今のサザンを代表する名曲であり超定番曲。この曲をここで再び聴けて本当に幸せだ。サザンと一緒に成長してきたファンにとってサザンの成長ぶりを証明するメチャメチャ重要な曲。イントロ~1番まではやはり長嶋茂雄さんの映像が流れていた。そして、もしや?と思ったが、2番ではこの春に現役引退したイチロー選手の映像が流れていた。そして3番の「満月が都会の・・・」では横浜の「みなとみらい地区(だと僕の弟は言った)」の満月の映像が。「恋人に出逢えたら陽の当たる場所へ出かけよう 命預けるように可愛いあの娘とネンネしな」

そして、去年の「ちょっとエッチなラララのおじさん」でもそうだったけど、ここで港の汽笛のSEが流れる。そう、桑田さんのソロライブなら「ダーリン」だけど、サザンならこの曲「LOVE AFFAIR~秘密のデート」!アンコールも3曲目。残り少ないのはわかっているし、考えてみればまだ聴きたい曲はいっぱいある・・・でもこの曲のリズム、メロディにとにかく身をゆだねる。前半の意表をつく選曲に比べて後半は胸を締め付けるような定番曲が続き、「ああサザンのライブだ!」と心からの幸せを感じる。とにかくメロディといいアレンジといい、せつない歌詞といい、奇跡と言っていいほどの完璧な曲。

ここで、斎藤まこっちゃんがギターソロを弾き始める。チャックベリーみたい。どうやらこれは・・・途中でタイガーと小田原オディのコーラスが入る・・・あ、これは♪Rock and Roll Musicだ!ということはRock and Rollつながりで・・・やっぱり「ロックンロールスーパーマン」だった!2005年の「みんなが好きです」ツアー以来すべてのライブで演奏されている超重要曲。♪ねえお日様どうかLet it shine のサビで大きく両手をウェーブさせる動作は会場の一体感が最高潮になる瞬間。いつも映像も凝っていて、サイケな感じでこの曲のイメージにピッタリだけど、今回はちょっとブラウン系の色調で抑えめだけど、やっぱりPOPでサイケでこの曲にピッタリ。最高に元気になれる曲。

アンコールもこれで4曲。長かった至福のライブもいよいよ終わりか。短いMCのあと驚きのピアノのイントロ。最後の最後でまた超サプライズ。「旅姿六人衆」。20周年の「渚園ライブ」でもこの曲がラストだったけど、サザンが「六人衆」でなくなってから、もうこの曲は演奏しないのかと思っていた。考えてみれば40周年というシチュエーションにもピッタリの曲。

でも、CD~レコードでも「ごめん、俺が悪かった」という桑田さんのセリフが入ってけど、ここでも、いったんイントロが始まってから、「ごめん、もう一回やらせてくれる?」とまさかのやり直し!これは偶然なのか?レコードの再現なのか?多分前者かな?

そして歌詞の「Mr.Suizuらが・・・」というところは現在の舞台監督になぞらえて「Mr.なんやさんらが・・・」と言い換えて歌っていた。そして「ヘイジュード」のような大団円。

終わってみれば、3時間30分。36曲という超絶のボリューム。そして感動。終わった直後は、「勝手にシンドバッド」がない「みんなのうた」がない「いとしのエリー」がない、「真夏の果実」がない「TSUNAMI」はやっぱりない。と定番曲が何曲も演奏されていないことに物足りなさを感じたりもしたのが本音。だけど少し時間が経つと、それを上回るほど今回レアな曲がたくさん聴けた喜びや感動に満たされた。

 

LIVE REPORT【ネタばれ注意!】サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!だと!?ふざけるな!!”広島(1)

2019年4月4日(木) 広島サンプラザホール 

通算サザン/桑田さん47回目のライブ参戦。平成に入って23回目。これで自分としては平成最後。広島はサザンとしては2015年以来、桑田さんソロも含めると2017年以来。広島サンプラザホールは1992年以来なんと27年ぶり。最近はもっぱら広島グリーンアリーナだけど今年はとれなかったのか?

席はアリーナのほぼど真ん中。ステージ全体が見渡せるし、音もよく聴こえていい席だった。

午後6時31分。開演前のアナウンスが終わり会場暗転。ステージ上には大きなカーテンのような幕が下りていて、それをスクリーンとして、1978年(サザンがデビューした年)から1979・1980・・・・・・・と、時計が回る映像とともに年月の過ぎ去る様子をイメージさせる映像。そして2019で映像が決まると、そこにサザンの5人の黒いシルエットがうかぶ。すでに会場は総立ち!大歓声!

注目のオープニング曲は、なんと「東京VICTORY」

2018年「ちょっとエッチなラララのおじさん」→茅ヶ崎に背を向けて

2017年「がらくた」→しゃあない節

2016年「ヨシ子さんへの手紙」→悪戯されて

2015年「おいしい葡萄の旅」→Tarako

2014年「ひつじだよ!全員集合」→Big Star Blues

2013年「灼熱のマンピー」→海/YaYa~あの時代を忘れない

ここ最近のオープニング曲はこんな感じで、わりとゆったり始まるパターンが多かったので、いきなりの代表曲「東京VICTORY」には逆に面食らったというか意表を突かれて大コーフン。LEDリストバンドが早くも点灯。最初っからクライマックスのようにノリノリに!

「TOKYO, the world is one!」のところはもちろん「HIROSHIMA, the world is one!」と歌った!

これまでライブの終盤で歌う時には、桑田さんはハンドマイクで歌うことが多いが、今回はアコースティックギターを弾きながら。この曲は実は森繁久彌の「知床旅情」のように歌うイメージだそうだが、ギターを弾きながら、の方が実はそのイメージに近いのだろうか?

このオープニングは記憶に深く刻まれるオープニングとなった。

2曲目。なんと「壮年JUMP」!これまた意表を突かれた。ライブ終盤でやりそうな曲がいきなり続けてオープニングで。この曲は軽快なノリだし、新しい曲なので観客にもなじみが深いようで、客席のノリもいい。2番の「旅立ちの日、さよならステージよ・・・」の部分を「再会の日、また会えたね・・・」か何かに変えて歌ったのをはじめ、この曲は歌詞を結構変えて歌っていた40周年バージョン。さすがに2曲目ではダンサーの登場はなかった。

3曲目。ここはいつもドカーンと盛り上がる曲なので特に注目していたが、なんと希望の轍!前2曲がインパクト強いので3曲目も大注目だが、この曲なら文句なし!さらに盛り上がる!昨年の40周年キックオフライブや2015年の「おいしい葡萄の旅」では演奏されなかったので、個人的にはこの曲を生で聴くのはなんと2013年の復活ツアー以来。この最初の3曲はルール違反だ!?すっかりハイになってしまった。幸せ~♪

ここでいつものようにMC。あらためて、この会場は広さといい音響といい、いい距離感で楽しめる。

M4 闘う戦士(もの)達へ愛を込めて

M5 SAUDADE ~ 真冬の蜃気楼

M6 彩~Aja~

M7 神の島遥か国

M8 青春番外地

M9 Moonlight Lover

M10  欲しくて欲しくてたまらない

M11  赤い炎の女

M12  北鎌倉の思い出

ここは新旧合わせてバラエティに富んだサザンの表情を聴かせるコーナー。4曲目の「闘う戦士(もの)達へ愛を込めて」もここでいきなり来るとは思わずびっくり。オープニングからここまではノリのいい曲ばかりできて、次の「SAUDADE」で一気に雰囲気を変える。この曲は2014年の「ひつじ」のライブビューイングで聴いたけど、生で聴くのは1999年の「セオーノ・ルーハ・ナ・キテス~素敵な春の逢瀬」以来でびっくり。さらに、「彩~Aja~」はなんと自分としてはライブでは初めて!この曲も大好きな曲なだけに、思いがけずここで聴けて大感動!今回ニューアルバムがないだけにこうしたバラエティに富んだ選曲となり、こんな曲まで楽しめるのが超幸せ。次の「神の島遥か国」はライブでもおなじみの曲。イントロの前に沖縄を思わせるインタールードがあって、ちょっと「平和の琉歌」か!?と思わせたが、こちらだった。「青春番外地」は「葡萄」の中の名曲で「おいしい葡萄の旅」以来。アルバムの中ではさほど目立つ方ではないが、ツアー前に桑田さんのラジオ番組「やさしい夜遊び」の生歌コーナーで歌っていたので、この曲をライブで取り上げるのでは?という予感はしていた。「Moonlight Lover」もライブではよく歌われる曲。2013年の復活ライブでは、神戸の空に綺麗な月が浮かんでいたのをいつも思い出す。ライブも10曲近くなってきたが、序盤のノリノリからこのあたりはすっかりリラックスしていた。でも退屈させるわけではなく、自然にこの流れを構成していくところは見事というほかない。

「欲しくて欲しくて・・」にはまた超びっくり!自分としては1985年の「KAMAKURA to SENEGAL with トゥレクンダ」以来!スティービーワンダーのようなソウルナンバーが炸裂し、ここまでのリラックスムードからまた雰囲気をガラリと変えた。そして・・・前半のハイライトのひとつは間違いなく「赤い炎の女」記憶にあるのは1983年のツアー。この曲もほとんどライブでは演奏されていない。自分のような昔からずっとサザンを聴き続けて、ライブにも通い続けた人間にとっては、こんな曲がまたライブで聴けるとは予想もしなかった至福の時が続く。明らかにここまではいわゆる代表曲・ヒット曲を避けて、ちょっとマニアックな選曲で来ている。このライブ。いったいこの先どうなるのか?

そして原坊の曲は予想通り最新の「北鎌倉の思い出」。この曲はまた歌うのが難しいのではないかと思うが、少しボーカルにエフェクトをかけながらも原坊は味わい深く歌い切った。また桑田さんやタイガー、小田原なんとか君のコーラスワークも見事。

このあとはMCとメンバー紹介。ここで松田弘さんの誕生日祝い!でっかいバースデーケーキがステージに運ばれ、みんなでお祝い。この日にたまたま居合わせることができてハッピーだった。

今回のサポートメンバーは、おなじみの斉藤誠(ギター)片山敦夫(キーボード)山本拓夫(サックス)菅坂雅彦(トランペット)とサックスがもう一人(ザベストテンで吹いてた人)、コーラスがタイガー、とおなじみのメンバーに今回初参加の小田原オディ君。残念ながら今回金原千恵子さんはいない。

今回は事前に全36曲という情報があったので、まだまだライブは前半。これからいったいどうなるのか?

 

M13 古戦場で濡れん坊は昭和のヒーロー

M14 Japaneggae(ジャパネゲエ)

M15 女神達への情歌~報道されないY型(けい)の彼方へ

M16 慕情

再び曲に戻って始まった曲はなんとびっくり!「古戦場で・・・」この曲もまさかという選曲。このあたりは知らない人も多かったのではないか?自分としても1985年以来のライブ体験。正直この曲はよく理解できないのだけれど、このライブをキッカケに何度も聴き直しているうちに、この曲は「ジャパネゲエ」に通じる、THE POLICEの影響に和のテイストを加えた挑戦なのでは?と感じ、34年経って初めてその魅力を理解できた気がした。そんなのに気づかせてくれるのもこのライブの大きな魅力か。さらに「Japaneggae」のイントロにまたびっくり!1999年のライブ以来。大好きな曲なのでこれはまた歓喜。こんな曲が楽しめる、またサプライズの連続なんて、こんなライブめったにない。「女神達への情歌」ではイントロの前に、この曲のビーチボーイズ風のコーラスのパートだけをアカペラで歌ってから曲へという展開。この曲なんて1990年のライブ以来だけど、事前にラジオ番組「やさしい夜遊び」の中で何度かこの曲について触れていたし、事前の報道ではこの曲を演奏したと言われていたので、驚きはなかった。ラジオでも話していたが、桑田さんはこの曲本当に好きらしい。このあたりはさしずめ「黒サザンコーナー」という感じか。一部のファンを裏切る構成でもあり、また僕たちのような古いファンにはたまらない構成でもある。

「慕情」は今回最も聞きたかった曲のひとつ。これも「やさしい夜遊び」の生歌コーナーで歌っていたので、ライブでやってくれそうな気がしていた。2013年の「灼熱のマンピー~」でも演奏していたが、あの時はアコースティックコーナーの中で、ちょっとリラックスした感じで演奏されていたので、こんな風にこの曲本来の雰囲気で歌われたのは1992年以来か。個人的には、2017年の「がらくた」ツアーの時の「ほととぎす(杜鵑草)」のようなイメージを持っていて、究極にシンプルなアレンジ、演出を期待していたが、まさにそんな感じだった。「がらくた」ではステージ奥からあたる1本のピンスポットに桑田さんのシルエットが浮かび、広いホールにボーカルが響き渡っていたのがメチャ印象的だったが、今回は天井からのサスペンデッドライトで桑田さんだけを照らすような照明演出が印象的だった。今回最も印象深かった曲のひとつ。

M17 恋はスローにちょっとずつ

ここで再びMC。このあたりかな?と思っていたが、果たして、新曲について。ほんとは新曲をひっさげて、と行きたかったのかもしれないが、間に合わなかったから?ライブの中で新曲を披露して、ツアーの間に熟成させていく、という狙いらしい。タイトルは「恋はスローにちょっとずつ」。曲はミディアムスローなバラードで胸が締め付けられるようなせつない曲。歌詞を聴いてわかったが、恋がスローにちょっとずつ進んでいくのかと思ったら反対で、ちょっとずつ恋が消えていく、フェイドアウトしていくような儚さ、切なさを歌った曲。サザンでこういうラブソングって最近ではめずらしいくらい。発売が待ち遠しい。

M18 行け!力道山

M19 CRY 哀 CRY

M20 HAIR

ここはまた「黒サザンpart II」という感じ。「力道山」も「夜遊び」で触れていたし事前に報道されていたので驚きはなかったが、自分はライブで聴くのは初めて!後半のブラスが鳴りまくるパートは昔大阪のライブハウスで観たウィルソンピケットとかの古いリズム&ブルースのイメージで最高のノリだった。映像では力道山の古い映像が流れていた。そして間髪入れずに「CRY 哀 CRY」へ!これも「夜遊び」でかけていたのでもしや?とは思ったが超うれしい!99年以来の体験。今回こんな風に20年ぶり30年ぶり、または初めて、という曲が本当に多くて、こうした曲をひとつひとつ聴くにつれて、ああこれもサザンの歴史なのだと深く感じ入る。ヒット曲のつるべ打ちみたいなライブもいいけど、こういうどちらかというとマイナーな曲でこれだけ楽しめる40周年ライブって、サザンの懐の深さを知ると同時に、懐かしいというよりも現在に見事によみがえらせるところに凄みを感じる。このパートのラストはまた間髪入れずの「HAIR」これまた有名ではないけどめちゃ好きな曲で、92年以来出し、感動。

さて、まだまだライブは続くけど、いったんここらで区切ります。続きはまた後日。

【ネタバレ注意!】サザンLIVE TOUR 2019 キミは見てくれが悪いんだから…/広島サンプラザホール初日

このページはネタバレページ!セットリスト載せます!見たくない方は要注意!

 

 

 

 

大丈夫ですか?

 

 

 

行きますよ!

 

 

 

 

 

それでは。

サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019

「キミは見てくれが悪いんだからアホづらでマイクを握ってろ!!」だと⁉︎ふざけるな!!」

2019年4月4日木曜日

広島サンプラザホール

 

 

 

今回実は、曲目は合ってますが、曲順はちょっと自信のないところがいくつかあります。違ってたらごめんさい。

また最近のサザンで2daysの初日と2日目で曲目が違うことがあるので、明日はまた違うかもしれません。

 

01. 東京VICTORY
02. 壮年JUMP
03. 希望の轍
MC

04. 闘う戦士達へ愛を込めて
05. SAUDAGE〜真冬の蜃気楼
06. 彩
07. 神の島遥か国
08. 青春番外地
09. Moonlight Lover
10. 欲しくて欲しくてたまらない
11. 赤い炎の女

12. 北鎌倉の思い出
MC メンバー紹介

13. 古戦場で濡れん坊は昭和のヒーロー
14. ジャパネゲエ
15. 女神達への情歌

16. 慕情
MC

17. 恋はスローにちょっとずつ
18. 行け!力道山
19. CRY 哀 CRY
20. HAIR
✳︎忘れられたBIG WAVEとムクちゃんハワイアンダンス

21. 当たって砕けろ
22. 東京シャッフル
23. DJコービーの伝説
24. 思い過ごしも恋のうち
25. わすれじのレイドバック
26. はっぴいえんど
27. シュラバラバンバ
28. マチルダベイビー
29. ミスブランニューデイ
30. イエローマン
31. マンピーのGスポット
アンコール
32. I AM YOUR SINGER
33. 栄光の男
34. LOVE AFFAIR〜秘密のデート
35. ロックンロールスーパーマン
36. 旅姿六人衆

HAPPY BIRTHDAY

1日過ぎてしまいましたが、桑田さんお誕生日おめでとうございます!

 

なんとなく今の気分で、また時代の気分みたいなものも照らし合わせて、サザン〜桑田さん作品のプレイリストを考えてみた。

1. この青い空、みどり〜Blue in green 

2.  Seaside woman blues 

3.  ピースとハイライト

4.  はっぴいえんど

5.  平和の鐘が鳴る

6.  栞のテーマ

7.  TSUMAMI

8.  I am your singer

9.  杜鵑草(ほととぎす)

10.  それ行けベイビー‼︎

11.  Hold on (it’s alright)

12.  勝手にシンドバッド

13.  Ya Ya 〜あの時代(とき)を忘れない

14.東京VICTORY

レッツゴーボウリング by 桑田佳祐&Pin Boys

にわかに盛り上がっている桑田さんのボウリング熱から生まれた曲。サザン名義でないところにプライベートっぽさが出てる。

桑田さん冠の全国規模で開催されるボウリング大会KUWATA CUP公式ソング。というだけでなく日本ボウリング競技公式ソングになったというからボウリング競技のPR効果は絶大だろう。

曲はセカンドラインビートですちょっとファンキーな感じ。

歌詞は全編ボウリング愛に溢れているというか、ボウリングとボウリング場、またそのスタッフとの出会いへ誘う内容。サビでは往年の名ボウラーの名前がズラリと並ぶ。

聞いていると久し振りにボウリングしに行ってみるか?という気になってくる。

シンプルな構成の曲だけど、ボウリング場でも特別仕様のCDを売るというマーケティング戦略も功を奏してか、オリコン週間チャートで初登場1位を獲得!ソロアーティスト史上最年長での1位、30代から4年代に渡る1位獲得も史上初だそう。