Early Morning Rain by Paul Weller

Paul Wellerのカバーアルバム "Studi0 150"に収録。オリジナルはゴードンライトフット。

早朝、雨の中、田舎の空港で一人飛行機が飛び立つのを眺めている男。
恋人とも離ればなれ、金もなく、行くあてもなく、ただ空港で飛行機の明るい行き先(雨も降らず、太陽がいつも輝いている)を想像しながら。
気が滅入ると毒づきながらそこから離れることもできない。

こんなダメ男の歌に胸を締め付けられるほどせつなくなるのはなぜ?

酒が旨い。女なんて・・・
そんな泣き言これがブルースか?

オリジナルのゴードンライトフットのバージョンもポールウェラーアコースティックギターを基本としたシンプルなカントリー調のアレンジ。ゴードンライトフットはいかにもというカントリーフレーバーだけど、イギリス人でしかもパンク出身のポールウェラーがやると軽快なロックに聞こえてしまう。