ピチカートファイブにハマった。
最初は、リオデジャネイロ・パラリンピックの閉会式での日本のプレゼンテーションで、彼らの「東京は夜の7時」のカバーバージョンが使われたという話題から久しぶりに思い出し、Youtubeでいくつか聴いていた。
で、たまたま聴いたこの曲。「メッセージソング」。1回聴いただけで忘れられなくなった。
何という疾走感。
何という寂莫感。
NHKの「みんなのうた」で流れていたそうで、そこでは離れてしまった我が子への想いを歌ったと解釈されていたらしい。
失われた恋を歌っているようにも聴こえる。
胸をしめつける、言いようのないエモーションが塊となって存在している。
「君と僕はいつかきっと必ず会える」という歌詞の内容など、ちょっと村上春樹の「1Q84」のような世界観を感じた。