悪戯されて

WOWOWやフジテレビで放送され、DVDにもなる「偉大なる歌謡曲に感謝」で、内山田洋とクールファイブみたいに扮して歌っていた、パロディのような、でもよく聞くと胸を締めつけるほど切ない曲。この手の桑田佳祐スタイルの歌謡曲には、2013年の「YIN-YANG」「おいしい秘密」などがあるが、この曲は中でも白眉というか、昭和の歌謡曲の艶やかさというか色っぽさが一番良く出てる。ノスタルジーというより、昭和30年代か40年代にホントに桑田佳祐という歌手がいたみたい。

どちらかというと洋楽で育ったと思っていた自分にも、やっぱり昭和30年代生まれのDNAがあるんだなぁと再認識した次第。

なんとも言えない切なさが胸を打つ名曲。幅広い世代の人たちに聞いてほしい。