悲しい気持ち〜Just A Man In Love 〜/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

悲しい気持ち〜Just A Man In Love 〜

1987.10.05 桑田佳祐31歳

記念すべき、桑田佳祐ソロ名義での最初のシングルは、これぞ日本の至宝、ポップの魂桑田佳祐の直球ど真ん中勝負。これをポップと呼ばずしてなんと呼ぶ?というほどの王道。

悲しい気持ちというタイトルは60年代のエバリーブラザーズのヒットソングにあったような気がする?あれはふられた気持ちか?いずれにせよ、まるで60年代のポップソングのようなシンプルでピュアな軽快さがこの曲の魅力。全ての時代年代を通じて最高のポップソングのひとつだろう。これはアレンジャーを務めた小林武史氏の影響が大きい。この曲、桑田さんのソロアルバムから小林氏とのつきあいが始まり、この後93年ごろまで密接な関係が続く。

ライブでは、オープニングで、後半の盛り上がりで、どこで演奏されてもドカンと会場が盛り上がる、サザンでいうと「ミスブランニューデイ」みたいな感じか?

2017年、桑田さんのソロデビュー30年の年にはソロデビュー曲として改めて注目された。