NO-NO-YEAH / GO-GO-YEAH/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

01. NO-NO-YEAH / GO-GO-YEAH

いきなりハードロックからアルバムは始まる。だいたいアルバムの1曲目はそのアルバムを象徴する曲が多い。このアルバムは確かにややハードな曲が多い。前作の「YOUNG LOVE」に比べると、バンドサウンド重視は継続している部分もあればまた別の方向を探っているような部分もあり、そのあたりはこの曲にも表れているような気がする。当時僕の友人はこれを聴いて「ブラックサバスみたいやな」とニヤつきながらつぶやいた。ブラックサバスとは1970年代のハードロック~ヘビーメタルバンド。確かにこの曲はそんな時代感のただようハードな音作りが特徴だけど、デジタルっぽい音が入っていたり、ボーカルもちょっとエフェクトをかけているようだ。

歌詞は難解で歌詞を見ないと日本語だとは理解しがたい。歌詞を見ても意味はよくわからない。少なくとも口ずさみたくなるような曲ではない。

1曲目にこれを聴かされると、一体これから何が始まるんだろうという気持ちになる。