イエローマン〜星の王子様〜/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

イエローマン〜星の王子様〜

1999.03.25  桑田佳祐43歳

43枚目のシングル

最初に聴いた時には「なんだ?これは?」と思うパターン。イエローマンという謎のキャラクター、およそサザンらしからぬ打ち込みサウンド、意味不明な歌詞、ミュージック・ビデオも黄色い、特殊メイクでテブに変身した桑田さんが出てきて、鮮烈だった。

正直すぐには馴染めなかったが、ライブで聴いて印象が変わった。

自分としては7年ぶりに行ったサザンのライブは99年の「セオーノ・ルーハ・ナ・キテス〜素敵な春の逢瀬」。そもそもこの曲はこのツアーのために作られたそうだが、本編ラストでダンサーとかいっぱい出てきてまるでサーカスか何かのようにド派手に盛り上げていた。このインパクトが強くて印象に残ったのと、その後もライブではよく演奏されてその度に盛り上がるので徐々に大好きな曲になっていった。これもライブで真価を発揮する曲。