ごめんよ僕が馬鹿だった/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

01. ごめんよ僕が馬鹿だった

ドゥービーブラザーズ風のゴキゲンなロックンロール!この年2005年のレコーディングは合宿してのこの曲のリハーサルから始まったというが、これぞバンドサウンドという息の合ったノリノリの演奏が最高。このアルバムは90年代の頃みたいな攻めてる感じはないけど、2005年時点の「今のサザン」を出し尽くそうという姿勢が感じられる。その代表みたいな曲。

歌詞も背伸びをしたいなくて、浮気がバレた馬鹿な男が一生懸命彼女に謝ってるというという内容がわかりやすくて共感を呼ぶ。

このノリはライブでも重要で、2005年「みんなが好きです」2008年「真夏の大感謝祭」2014年「羊だよ全員集合」で、主に中盤を盛り上げるところで演奏されている。「みんなが好きです」では、桑田さん、斎藤誠さん、当時の女性コーラス兼時々ギターの平松ヤッチーがステージ前面に並んで楽しそうにギターを弾く姿が印象的だった。