八月の詩(セレナード)/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

02. 八月の詩(セレナード)

 「クリスマス・ラブ」「あなただけを~Summer Heartbreak」「Love affair~秘密のデート」からつながるウォールオブサウンドフィル・スペクター大瀧詠一か。

綺麗なメロディ、胸を締め付けるような切ない歌詞、耳なじみのよいアレンジ。前曲「ごめんよ僕が馬鹿だった」でも書いたが、新しいサウンドではないが息の合ったバンドサウンドが楽しめる。テクノロジーの手助けは最小限に、人肌のぬくもりがあるバンドサウンドがとてもいい。サザンってこういうバンドだよね、というメインストリームに位置づけられる曲かもしれない。

ライブでは演奏されたことがないのが残念。