悪戯されて/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

悪戯されて

シングル「君への手紙」カップリング

これも発表当時(2016年11月)にこのブログに書いた感想があるので、まずはそれを再掲する。こちら↓

WOWOWやフジテレビで放送され、DVDにもなる「偉大なる歌謡曲に感謝」で、内山田洋とクールファイブみたいに扮して歌っていた、パロディのような、でもよく聞くと胸を締めつけるほど切ない曲。この手の桑田佳祐スタイルの歌謡曲には、2013年の「YIN-YANG」「おいしい秘密」などがあるが、この曲は中でも白眉というか、昭和の歌謡曲の艶やかさというか色っぽさが一番良く出てる。ノスタルジーというより、昭和30年代か40年代にホントに桑田佳祐という歌手がいたみたい。

どちらかというと洋楽で育ったと思っていた自分にも、やっぱり昭和30年代生まれのDNAがあるんだなぁと再認識した次第。

なんとも言えない切なさが胸を打つ名曲。幅広い世代の人たちに聞いてほしい。

↑ここまで。

今感じるのも、ここに書いてある通りなのだが、少し追記すると、この年の年末ライブ「ヨシ子さんへの手紙」を横浜アリーナで観た時、オープニングで広末涼子主演のサスペンスドラマ風のMVが流れる中、この曲が歌われ、度肝を抜いた。このMVも普通にドラマとしてちゃんと成立していて、インパクトが強い。

このライブでは前川清の真似をしながら歌っていて笑いを誘っていた。