過ぎ去りし日々(ゴーイングダウン)/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

01. 過ぎ去りし日々(ゴーイングダウン)

なぜか桑田さんのソロアルバムの1曲目は内省的なロックンロールが多いが、この曲はまたインパクト大。ジョン・レノンばりのゴキゲンでイキのいいロックンロールが炸裂!桑田さんとしてもここまでストレートなのは珍しい。

歌詞はおそらくは自分自身を投影して「全盛期は過ぎた」と嘆くロックスターを歌う。それでも「鏡の向こうの友」に向かって「Singin' Pop Pop Pop Pop」

「がらくた」ツアーでは終盤の盛り上がり(桑田さんは『客煽り』と呼ぶ)の1曲目で歌いメチャメチャ盛り上がった。ツアー前半では(自分が見た時もそうだったが)丸い黒ぶち眼鏡だったりラメの衣装で昔のロックスターくずれの道化師のように扮して歌っていたが、ツアー後半からは完全に内田裕也のパロディで登場。これがまた笑えた。

またステージ下手(向かって左側)の金原千恵子さんやコーラスのタイガーさん達の盛り上がり方も見もので、これも大きく盛り上がる一因になっている。

とにかくこの曲最高。