2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ボディスペシャルⅠ/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

ボディスペシャルⅠ シングル「ボディスペシャルⅡ」カップリング サザンとしては初の原由子作詞作曲作品。しかもインスト。よく聴くと短い英語の歌がちょっとだけあるけど。 なんでこっちがⅠでA面がⅡなのか?とか色々疑問は湧くけど、多分大した意味はない。 …

ボディスペシャルⅡ/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

ボディスペシャルⅡ 17枚目のシングル 1983.03.05 桑田佳祐27歳 やっぱりサザンはロックバンドだ!と強烈に感じさせてくれるナンバー。当時シングルとしてはこういうロックナンバーでヒットした曲はあまりなかったので、我々ファンとしては快哉を叫んだ記憶が…

シャッポ/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

シャッポ シングル「YaYa〜あの時代(とき)を忘れない カップリング 山下達郎みたい… 今では夫婦ぐるみで交流の深い二人だけど、この頃はどうだったのか? 山下達郎テイストの曲はひとり多重録音のパターンでこの後も出てくる。 夏らしいトロピカルなサウンド…

YaYa〜あの時代(とき)を忘れない/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

YaYa〜あの時代(とき)を忘れない 16枚目のシングル 1982.10.05 「いとしのエリー」以来、桑田さんの作曲家としての稀有な存在感を世間に知らしめた超名曲。曲も素晴らしいし、演奏も『ロックバンドが奏でる正統派バラードの王道』という感じで真正面から勝負…

Just A Little Bit/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

13. Just A Little Bit ジャズっぽい美しいバラード。 このアルバムはホントにバラードの佳曲ぞろいで、「スターダスト」「クラウディア」そしてこの曲と、この時期の(に限ったことでもないか)桑田さんのメロディづくりの充実ぶりには目を見張るものがある…

来いなジャマイカ/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

12. 来いなジャマイカ レゲエの作り方もすっかりこなれてきた。アルバムに必ずレゲエが入ってるというのも、強いこだわりを感じさせる。 正直なところこの曲自体は大好き!というわけではないけど、こうした地道なチャレンジがのちの「ヨシ子さん」とか、直…

猫/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

11. 猫 大森隆志さんの作品。彼も確かこの頃ソロアルバムを出していた。Five Rock Showの頃のLove Sick Chicken では気合いギンギンなところもあったけど、ここではリラックスしてビートルズっぽくギターもボーカルも奏でている。 この頃はアルバムことに桑…

NUDE MAN/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

10. NUDE MAN 前作「ステレオ太陽族」もそうだったけど、短い、未完成みたいなタイトル曲。桑田さんの怒鳴ってるようなボーカルが印象的なロック。 歌詞は当時の世相を歌っていて、♪でっかいグレイのエアプレイン世話すれば金もらう(ロッキード事件のことか…

女流詩人の哀歌/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

09. 女流詩人の哀歌 80年代前半にメチャ流行っていたブラックコンテンポラリーミュージック。60年代や70年代のリズム&ブルースやソウルミュージックを、クセを抜いてオシャレにしたような音楽。 この曲は明らかにそんな雰囲気を追求している。囁くようなボー…

Oh! クラウディア/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

08. Oh! クラウディア メロディの美しさでは有数のバラード。桑田さんの曲には「エリー」とか「MARIKO」とか女性の名前がよく出てくるが、「クラウディア」というイメージ、「湖にあなたと舟を浮かべたままで」という歌詞とか、なんかあまりにもきれいにまと…