教えてEric Clapton
Q.1 ♪いとしのレイラはなぜ2部構成なのか?
前半のあまりにも激しいギターのリフと歌。後半のあまりにも美しいバラード。そして2006年のデレク・トラックスのソロで初めて気づいた、空を彷徨うようなスライドギターソロ。美しすぎる。これは完ぺきなバランスなのか、世界の破たんなのか?この後半がなかったらこの曲はどうなっていたのか?
Q.2 クラプトンのライブはなぜアルバムと連動しないのか?
世にはアルバムを出すとそのプロモーションを兼ねてライブツアーをやるアーティストは多い。というかそれが定番といっても言いだろう。サザン・桑田さんももちろんそう。なのにクラブトンは違う。ニューアルバム後のライブも、選曲はニューアルバムとまったく関係なかったりする。いったいこの人はどういうつもりでライブをやっているのか?
また、ほとんど100%、クラプトンの曲はレコードよりもライブが10倍くらい良い。
Q.3 愛する人を亡くす
親友ジョージハリスン、盟友デュアンオールマン、かけがえのない仲間リチャードマニュエル、そしてわずか5歳の息子までも。クラプトンは彼が愛する人たちをあまりにも多く亡くしてきた。そしてその痛みを素晴らしい曲にして送り出してきた。
♪Holy Mother ♪Tears In Heaven
Q.4 クラプトンにとってブルースとは?
クラプトンはギターの上手い女たらし?
元薬物依存でアルコール依存で、女にだらしない情けないオッサン?
ブルースを体現している神?
桑田さんがクラプトンのことを「尊敬する人」と呼ぶのはなぜ?
Q.5 ロバートジョンソンっていったい?
ロバートジョンソンは、クラプトンの解釈がなければこれほど有名になっていないだろう。なぜあんなペラペラのギターと甲高いボーカルを「こんなに厚みのあるサウンドを聴いたことがない」とか表現できるのか!?