桑田さんとポール

桑田さんの名曲「オアシスと果樹園」の間奏で♫ボンボンブンブンとベースの音を口で真似るところがあって、かねてから桑田さんはこれを「ポールマッカートニーの真似なんです」と言っていた。

一体どの曲だろうと、ずっと気になってポールの曲を聴くときはいつも意識していたけど、どうしてもわからなかった。
それが先日ついに発見!
RAMに入ってる「モンクベリームーンディライト」!

また桑田さんが「優しい夜遊び」で「無人島に持って行くならポールマッカートニーの1stソロ『マッカートニー』だ」っていうからこの間からずっと聴いている。まだ充分理解したとは言えないけど、シンプルなホームレコーディングという感じで内省的な感じが、桑田さんの1stソロですやはり小さいユニット(桑田さん、小林武史さん、藤井丈司さん)で作られた『KEISUKE KUWATA』に通じる気もする。以前はなんか地味なアルバムという印象でで今まであまり聴いてなかったけど、JUNKとかmaybe I'm amazedこれは昔から好きだけど〜everynightとかメチャいい。
「Woo You」などロバートジョンソンのブルースみたいで聴きどころ満載。当初サブスクで聴いてたけど、ついにリマスター盤のレコードを購入。これがまたいい。

 

 その翌週の「優しい夜遊び」では無人島には「RAM」「ワイルドライフ」を含めた3枚持っていきたいというのでまた聴いてみた。驚いたのは、サザン〜桑田曲と同じタイトルの曲がいくつもあること。
「ディアボーイ」「ロングヘアードレイディ」「マンボ」「アイアムユアシンガー」「ディアフレンド
さらに「ビップボップ」という曲はサザンの「MR.ブラックジャック」にそっくりで、盗作と言われても言い逃れできないんじゃないか?というくらい。
 いかにこの時期のポールに桑田さんが影響を受けていたかということがよくわかる。この頃桑田さんは高校生くらいで影響を受けやすい年代だったということもあると思うけど、この辺り、個人的には大発見だった、というお話。