逢いたくなった時に君はここにいない/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

13. 逢いたくなった時に君はここにいない

サザン/桑田さんソロのアルバム最後のは名曲がが多いが、これもその一つ。

サウンドAOR(アダルトオリエンテッドロック)というか、やや抑制効いたトーン。ボーカルも♪エーリィ〜みたいなシャウト系ではなく、ファルセットなんかも使ってアダルトに、でもエモーショナルに。

一つ個人的に大好きなフレーズがある

♪君と歩いた夏  

よくできた自由律俳句のようで、この一言だけでフワッとした情景が胸に浮かぶ。人それぞれ誰にでもそんな心の中の風景があるではないだろうか?

案外この曲はライブでは演奏機会が少ない。たまに演奏されるとサプライズになる。最近では2014年年越しライブ「ひつじだよ全員集合!」