波乗りジョニー/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

波乗りジョニー

2001.07.04 桑田佳祐45歳

ソロ6枚目のシングル 

今思えば、2000年秋にサザンでリリースされる予定だったのが延期されたというのがこの曲だったのか。ということは「波乗りジョニー」はもともとサザンの21世紀最初のシングルになるはずだった!?この年に大森隆志さんの脱退という事態が起こり、ソロ活動を余儀なくされた。

個人的にサザン~桑田さんのすべての曲の中でも1番に推したくなるほどの名曲!

明るさ、楽しさ、切なさ、前向きなパワー、美しさ、夏の輝き、胸のうずき、季節や心の移ろい・・・ポップソングのいいところがすべて詰まっている。メロディも歌詞もアレンジも奇をてらったようなところはないが、それだけに普遍的な価値を持つ、とにかく気持ちを明るく前向きにさせてくれる傑作。発売された2001年の夏はとにかく繰り返し繰り返し、ずっとこの曲を聴いていたのを思い出す。

お得意のスライドギターも弾きまくり、それだけでなくベースとキーボードまで桑田さんが自分で弾いているからびっくり。

またライブではとにかく盛り上がる盛り上がる!この曲がないと桑田さんのソロライブは終わらないというくらいに盛り上がる。ソロではとにかく殆どのライブで演奏されている。

願わくば、いつかサザンのライブで聴いてみたい。