個人的には今年発表された5曲の中で最大のヒット!
ビーチボーイズのようなコーラス
ロネッツ(とそれを真似するビリージョエル)みたいなコーラス
「ラジオスターの悲劇」みたいな(桑田さんはELOと言った)ラジオボイス
フィルスペクターのウォールオブサウンドを彷彿させるアレンジ
桑田さんが多大なる影響を受けたであろう(そして僕たちが大好きな)60年代ポップスのエッセンスがたっぷり詰まっている!思わずにやりとするようなフレーズがいっぱい。
そして、この歌詞!
全編ライブの開幕を意識したフレーズは、どれほど桑田さんが観客を前にしたライブを渇望していたかがよくわかる気がする。また、桑田さんが目の前にいるライブを僕たちファンがどれだけ渇望していたか、を桑田さんはよく知っている。
♪開演お待ちどおさん
♪来場ご足労さん
♪毎日お疲れさん
この絶妙なサビの韻の踏み方に泣けるような意味を重ねているフレーズは最高。秀逸。
ライブで盛り上がるのはもちろんだけど、日常のさまざまな場面でもこの曲は僕たちを元気づけてくれそうだ!最高!
それにもうひとつ。最近の海外のヒット曲は60年代のそれのように短くて3分台が多い。この曲はそれを意識したのかどうかは知らないが3分台と短いのがいい!