ラッパとおじさん(Dear M.Y's Boogie)/サザン40周年記念勝手に全曲レビュー

7. ラッパとおじさん(Dear M.Y's Boogie)

発売当時のアナログ盤ではここからがB面。B面の1曲目はこういうノリのいい曲が来ることが多かった。

タイトルの通り、当時ブラスやストリングスのアレンジを担当していた八木正生さんを歌った曲。桑田さん作の全編英語詩。これもノリのいいロックンロールで、このアルバムにはなんといっても「My Foreplay Music」「Big Star Blues」そしてこの曲と、ノリノリの曲が3曲も入っているのだから強力!

当時のライブではこの3曲が連続して演奏されて(Foreplay~ラッパとおじさん~Big Starの順で)各曲ごとに会場がドッカンドッカンと爆発したように盛り上がるものだから、自分は勝手にこの3曲を「爆発トリオ」と呼んでいた。

コール&レスポンスもあり、スライドギターも冴えわたっていていて、もっとライブで演奏してほしいくらい。だけど、どうも桑田さんはある時期からこういう全編英語の作品を毛嫌いする傾向があるように思う。